当院の
インプラント治療
Implant
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当院のインプラント治療 Implant
歯がなくなった場合の選択肢のひとつであるインプラント治療は、さまざまなメリットがある一方で難易度が高い治療とされています。当院では、患者さまに安定した治療結果をご提供するために、高水準な治療環境を整えています。技術と経験を兼ね備えた歯科医師が治療を担当するとともに、より安全性に配慮するために歯科用CTなどの装置を導入しています。また、手術が苦手な方のために、リラックスして治療を受けるための特殊な麻酔にも対応しています。インプラントを希望する患者さまがひとりでも多く治療を受けられるよう、あらゆるニーズにこたえてまいります。
実績豊富な院長による
丁寧なカウンセリングと
高度な技術による治療
Track record
当院は、35年以上もの長きにわたってインプラント治療に携わってきました。難易度が高いとされるインプラント治療では、技術とともにさまざまな症例を積み重ねることが大切だとされています。院長自らカウンセリングを行ない、埋入手術まで一貫して担当します。さらに、日本口腔インプラント学会の専門医・指導医の資格をいかし、専門的な見地から患者さまの症状を分析します。インプラント治療でもより難しいとされる、骨量が少ないケースにも対応しますので、他院で治療を断られた方もご相談いただけます。
インプラント治療を
安全に行なうための設備
Facility
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歯科用CT
平面な画像にするレントゲンと違い、歯科用CTはコンピューター処理によってお口の中を立体的に撮影することができます。顎骨の質や厚さ、量などを把握でき、インプラントを埋入できる状態であるか調べることができます。インプラントを埋入する角度を決定するためにも重要な情報になります。また、神経や血管の位置も確認でき、手術時に大切な組織を傷つけるリスクを抑えられます。
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手術室
通常の診療スペースとは別に、手術をする際に使用する専用の手術室を設けています。診療スペースも清潔な環境ではありますが、歯を削ったりする治療が行なわれるところで外科的な手術もするのは、完全に衛生的な環境下とはいえません。インプラントの埋入は、感染リスクが少ないスペースで行なわれることが大切です。室内は衛生的に管理されており、治療器具もしっかり滅菌対策を取られたものを使用します。
オゾン水を使用した手術 Ozone water
オゾン水は水と酸素を原料としたもので、高い殺菌力をもっています。細菌やウイルスの除去に効果があり、医療機関の施設などさまざまなところで感染症対策のために使われています。インプラントを埋入する際、歯を削るところでオゾン水を使用しています。患部が殺菌されて治りがきれいになり、より早く回復します。また、術後の感染防止にも効果を発揮すると考えられます。
麻酔専門医による静脈鎮静法 Intravenous sedation
手術をともなう治療について、強い恐怖心が出るという方は少なくありません。手術を受けることを躊躇されている方のために、静脈内に麻酔薬などを入れる「静脈内鎮静法」をご用意しています。半分眠ったような状態のまま手術を受けられ、緊張しないまま治療を終えられます。当院は麻酔専門医が処置にあたるので、治療中の体調管理も万全です。
インプラント手術の費用 Price
カウンセリング | 無料 |
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診断料(CT撮影、シミュレーション含む) | 16,500円~38,500円 (税込) |
インプラント1次手術 | 275,000円~330,000円 (税込) |
インプラント2次手術(レーザー手術含む) | 無料 |
カスタムアバットメント | 無料 |
ジルコニアアバットメント | 無料 |
仮歯 | 無料 |
最終補綴物 | 143,000円~209,000円 (税込) |
CT撮影(術後診断、経過観察など) | 何度でも無料 |
骨造成(最新鋭骨造成機器含む) | 66,000円~385,000円 (税込) |
医療費控除は、支払った所得税の一部が控除されるというものです。1年間(1月1日~12月31日)に支払ったすべての医療費の合計が10万円を超えた場合に、医療費控除の対象となります。インプラント治療も医療費控除の対象となるので、ご検討ください。
お支払い方法につきましては、デンタルローンをご用意しています。複数社のローンを取り扱っていますので、ご希望される方はご相談ください。
リスク・副作用
インプラント治療にともなう一般的なリスク・副作用
- 機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
- インプラントの埋入にともない、外科手術が必要となります。
- 高血圧症、心臓疾患、喘息、糖尿病、骨粗鬆症、腎臓や肝臓の機能障害などがある方は、治療を受けられないことがあります。
- 手術後、痛みや腫れが現れることがありますが、ほとんどの場合1週間ほどで治ります。
- 手術後、歯肉・舌・唇・頬の感覚が一時的に麻痺することがあります。また、顎・鼻腔・上顎洞(鼻腔の両側の空洞)の炎症、疼痛、組織治癒の遅延、顔面部の内出血が現れることがあります。
- 手術後、薬剤の服用により眠気、めまい、吐き気などの副作用が現れることがあります。
- 手術後、喫煙や飲酒をすると治療の妨げとなるので、1週間は控えてください。
- インプラントの耐用年数は、口腔内の環境(骨・歯肉の状態、噛み合わせ、歯磨きの技術、メンテナンスの受診頻度、喫煙の有無など)により異なります。
- 毎日の清掃が不十分だった場合、インプラント周囲炎(歯肉の腫れや骨吸収など)を引き起こすことがあります。
骨造成にともなう一般的なリスク・副作用
- 機能性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
- 外科手術が必要となります。
- 手術後、痛みや腫れが現れることがありますが、ほとんどの場合1週間ほどで治ります。
- 治療後、骨がしっかりと作られるまで3~6ヵ月の治癒期間が必要です。
- 歯周病の方、心疾患や骨粗鬆症など内科的な疾患のある方は、骨造成治療が適さないことがあります。
- 口腔内の衛生状態の悪い方、顎骨が足りない方、免疫力や抵抗力が低下している方、歯周病発生リスクの高いとされる糖尿病の方、喫煙する方は、すぐに治療できないことがあります。
- 日常的に服薬しているお薬などが治療に影響することがあります。
- サイナスリフト・ソケットリフトの処置にあたり、上顎洞膜が破れる可能性があります。その場合、手術後に抗生剤を服用して感染を予防し、膜が自然に治癒するまで待ちます。
- 体の状態や細菌感染により、骨補填材と骨とが結合しない場合があります。この場合、原因を取り除き、ご希望があれば再治療を行ないます。
- 骨の成長途中であるお子さま(おおよそ18歳未満の方)、妊娠中の方は治療が受けられません。
CTを用いた検査にともなう一般的なリスク・副作用
- コンピューターを駆使してデータ処理と画像の再構成を行ない、断層写真を得る機器となります。
- 治療内容によっては保険診療となることもありますが、基本的には自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。詳細は歯科医師にご確認ください。
- 検査中はできるだけ顎を動かさないようにする必要があります。
- 人体に影響しない程度(デジタルレントゲン撮影装置の1/10以下)の、ごくわずかな被ばくがあります。
- ペースメーカーを使われている方、体内に取り外せない金属類がある方、妊娠中または妊娠の可能性のある方は検査を受けられないことがあります。
DAC プロフェッショナル(滅菌用洗浄器)について
- 薬機法(医薬品医療機器等法)において承認された機器であり、器具の除染・滅菌に使用します。
- ハンドピースやタービンなどの回転切削器具の滅菌(内外部)ができます。
麻酔薬の使用にともなう一般的なリスク・副作用
- 歯肉に塗布する表面麻酔や、一般的な歯科治療で歯肉に注入する浸潤麻酔は保険診療となります。インプラントによる治療などの自費診療(保険適用外)で笑気吸入鎮静法、静脈内鎮静法、全身麻酔を行なう場合は自費診療となり、保険診療よりも高額になります。保険診療となった場合も、高額になることがあります。これらの麻酔法を保険診療で行なうには治療内容など条件がありますので、詳細は歯科医師にご確認ください。
- 表面麻酔薬の使用により、じんましんやむくみなどを発症することがあります。
- 浸潤麻酔の使用により、アドレナリンの影響で血圧上昇や動悸などを発症することがあります。高血圧症や心臓疾患のある方は注意が必要なので、事前にお申し出ください。
- 笑気吸入鎮静法の実施により、ごくまれに効果が切れたあとの吐き気や嘔吐、末梢神経障害が現れることがあります。
- 静脈内鎮静法の実施により、薬剤による影響や全身疾患との関連から重篤な副作用を引き起こすことがあります。持病のある方は注意が必要なので、事前にお申し出ください。
- 全身麻酔により、吐き気や嘔吐、肺炎、アナフィラキシーショック、悪性高熱症などを発症することがあります。また、誤嚥性肺炎を起こすことがあるため、治療前日24時以降は絶食いただいています。
- そのほか、麻酔薬の影響ではなく緊張状態や麻酔注射時の疼痛により起こる脳貧血により、悪心、吐き気、手足の震え・痺れが起こることがあります。
- 麻酔効果が切れるまで口の中の粘膜や唇の感覚が麻痺しているため、唇を噛んだりやけどなどをしないよう、食事は避けてください。
- アルコールにより血流が良くなり、出血・腫れ・痛みが増してしまうことがあるため、飲酒は避けてください。
「日本口腔インプラント学会口腔インプラント専門医」について
「公益社団法人 日本口腔インプラント学会」は、口腔インプラント学に関わる広い学識と専門的技能を有する歯科医師に対して、「口腔インプラント専門医」の資格を与えています。
「日本口腔インプラント学会口腔インプラント専門医」資格取得の条件
- 5年以上継続して正会員である。
- 研修施設に通算して5年以上在籍している。
- 専門医教育講座を3回以上受講している。
- 同会学術大会および支部学術大会に8回以上参加している。
- 施行細則に定める所定の研修を修了している。
- 口腔インプラント指導医2名(内1名は施設長)の推薦を得ている。
- 施行細則に定めるインプラントによる治療の経験がある。
- ケースプレゼンテーション試験に合格している。
- 同会学術大会または支部学術大会において2回以上発表を行なっている。
- 口腔インプラントに関する論文を同会学会誌または委員会が認める外国雑誌に1編以上発表している。
など
「日本口腔インプラント学会口腔インプラント専門医」資格保持の条件
- 5年ごとに資格の更新をする。
- 委員会の議を経て、理事会で更新される。
など
詳しくは、「公益社団法人 日本口腔インプラント学会 専門医制度規程」をご覧ください。
「日本口腔インプラント学会口腔インプラント指導医」について
「公益社団法人 日本口腔インプラント学会」は、口腔インプラント学に関わる広い学識と専門的技能を有する歯科医師に対して、「日本口腔インプラント学会指導医」の資格を与えています。
「日本口腔インプラント学会口腔インプラント指導医」資格取得の条件
- 10年以上継続して正会員である。
- 研修施設に通算して8年以上在籍している。
- 専門医教育講座を申請前直近の3年間に3回以上受講している。
- 同会学術大会および支部学術大会に直近の10年間に10回以上参加している。
- 同会学術大会および支部学術大会において6回以上発表(内2回は主演者)を行なっている。
- 口腔インプラント指導医2名(内1名は施設長)の推薦を得ている。
- 施行細則に定めるインプラントによる治療の経験がある。
- 同会が指定する救命救急に関する講習会を1回以上受講している。
など
「日本口腔インプラント学会口腔インプラント指導医」資格保持の条件
- 5年ごとに資格の更新をする。
- 委員会の議を経て、理事会で更新される。
など
詳しくは、「公益社団法人 日本口腔インプラント学会 専門医制度規程」内「指導医の申請資格」以下をご覧ください。